福島県伊達市の泌尿器科・内科 大泉ほんだクリニック

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第4回 前立腺肥大症とは?

第4回目からは泌尿器科疾患についてお話します。まず前立腺とは膀胱の下にあり尿道を取り囲むようにして存在しています。男性にしかなく、成人では精液を作っています。この前立腺は年齢と共に原因ははっきりしませんが変化していきます。大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に収縮したりして、尿道が圧迫されるようになると排尿に不具合が出てきます。このような状態を前立腺肥大症といいます。名前からすると前立腺が大きくなるだけと思われがちですが、大きくなくとも前立腺の筋肉が過緊張することで排尿に不具合を起こせば前立腺肥大症となります。

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通常前立腺の大きさはくるみ大、15〜20gです。
前立腺肥大症は50歳より出現し、65〜74歳でピークになります。

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実際前立腺肥大症患者さんは55歳以上5人に1人と言われています。平成15年度の55歳以上の男性人口が約1900万人であることから推定で約400万人の患者さんが存在することになります。

前立腺肥大症の推移患者数

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では前立腺肥大症の症状は実際どのようなものがあるのでしょうか? “尿の勢いが弱い”“尿が出るまでに時間がかかる”“尿が残った感じがある(残尿感)”“がまんできない尿意をもよおす”“トイレがちかい”“夜何回もトイレにおきる”などです。
このような症状は、年齢のためしかたがないとなりがちですが、男性の場合、前立腺肥大症により引きおこされている可能性があります。

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排尿症状を評価するものに、国際前立腺症状スコア(IPSS)というものがあります。これで点数が高ければ、前立腺肥大症の可能性が高くなります。通常は8点以上で治療の対象になります。

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長くなりましたので、前立腺肥大症の検査と治療は第5回に行なうことにします。

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