福島県伊達市の泌尿器科・内科 大泉ほんだクリニック

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第2回 泌尿器科の症状?

第1回目で実際泌尿器科が扱う臓器をお話しましたが、今回はそれらが悪くなるとどんな症状になるかを代表的な症状をあげて説明します。

  1. 血尿:尿に血が混じることですが、これには実際目で見て血が混じっている(肉眼的血尿)と見た目ではわからなく検査でわかる(顕微鏡的血尿)があります。肉眼的血尿に痛みを伴う場合は膀胱炎や結石症が考えられることが多いですが痛みを伴わないで肉眼的血尿が出ている場合は膀胱癌など腫瘍との関係があることがあります。顕微鏡的血尿の場合通常自覚症状はなく検診などで引っかかる場合が多いかと思います。顕微鏡的血尿単独であれば、結石や腫瘍など病的意味を持っている場合は100人中数人と少ないですが、0ではありませんので検査をするほうがよいでしょう。(超音波検査・尿細胞診検査など)ちなみに検診では通常は尿定性といって検査のテープの反応で潜血反応が陽性かどうかを判断します。これは反応だけであって、食事や飲み物、ビタミンCなどによって血液が混じっていないのに陽性になる場合もあります。実際に血が混じっているかどうかは尿沈さといって顕微鏡で尿を観察しないとわかりません。
  2. 蛋白尿:これも通常は検診などで調べた場合にわかるため、自覚症状に乏しい場合がほとんどです。顕微鏡的血尿と違い、蛋白尿は腎疾患で出る場合があり、精査を要することがあります。しかし小児の場合は成長期の起立性蛋白尿や一過性の発熱時・重労働時に出る場合もありますので、一概に病的とは判断でいません。早朝一番で尿を検査することを進めます。(寝ているとき安静にしていて朝起きてすぐにとった尿に蛋白が出ていなければ起立性蛋白尿で問題ないことがわかります。)
  3. 排尿に関する症状
    • 頻尿:尿の回数が多いことです。通常は日中8回以上
    • 夜間頻尿:夜にトイレに何回もいくこと。通常は1回以上
    • 残尿感:尿をしても、まだ残っているような感じがすること
    • 排尿困難:尿が出るまで時間がかかったら、出てから勢いがなく終わるまでに時間がかかる
    • 尿失禁:尿が漏れること。代表的なものに咳やくしゃみで漏れる腹圧性尿失禁とトイレまで間に合わない切迫性尿失禁があります。

      切迫性尿失禁


      腹圧性尿失禁
    • 夜尿症:夜間眠ってから、トイレに起きることなく尿を漏らすこと
  4. 痛み:泌尿器科疾患で経験する痛みは代表的なものは以下も3つであります。
    • 排尿時痛:おしっこをした後にズキンと痛みがくる。膀胱炎
    • 腰背部痛:背中の肋骨のした辺りが急におこる激痛。尿管結石症や腎盂腎炎でおこります。
    • 陰嚢部痛:精巣上体炎や精巣回転症などでおこります。
  5. 発熱:泌尿器科疾患で発熱が起こる代表疾患は以下の3つであります。
    • 急性腎盂腎炎:腰背部痛を伴い、39度と高熱になる。夕方に発熱が起こる場合が多い。
    • 急性前立腺炎:38度台の発熱があり、これに通常は排尿困難 や会陰部痛を伴う
    • 急性精巣上体炎:38度台の発熱があり、陰嚢局所の痛みがある
  6. その他、勃起障害(ED)や不妊症も泌尿器科疾患の症状のひとつです。

第3回は泌尿器科の疾患の名前についてお知らせします。

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